季節を楽しむコーディネートとして、手軽にとり入れられるのが、色や柄で雰囲気や気分を変えられるファブリック。北欧でインテリアとして愛用されているのは、ご存知、marimekkoを筆頭に、スウェーデンを代表するRosengång(ローゼンゴン)といった織物など。テーブルランナーをダイニングや飾り棚にとり入れてみたり、タペストリーとしてディスプレイしてみたり、使い方次第で空間の印象がグッと変わり、新鮮に感じられます。北欧では、黄色やブルー、白などが春から夏にかけてよく使われる定番色のようです。
ウェーデンのテキスタイルメーカー「borås」
ヴィンテージ・カーテンと織りのテーブルランナー。
’60年代には美しい花柄のクロスをたくさん生み出しました。
フィンランドのmarimekko「Traktori」(’73年Maija Isolaデザイン)
筆で描いたような線が特徴の味のあるデザイン
marimekko「Lokki」(’61年 maija Isolaデザイン)
カモメという意味の「Lokki」は波がモチーフで、独特のモダンな雰囲気が魅力
marimekko「Keisarinkruunu」(’66年 Maija Isolaデザイン)
幾何学模様のようなモダンなシリーズ。
marimekkoのテキスタイルは、カーテンとしても、絵のようにただ壁に貼るだけでも部屋の雰囲気を簡単に変えられるので、模様替えにおすすめ。とくに今にないデザインや風合いをとり入れて、より自分らしい空間づくりを楽しめるのが、ヴィンテージの醍醐味です。