夏のシーズンはいつでもどこでもピクニック
閉ざされた冬の世界から一転、北欧の人たちが楽しみにしているバカンスのシーズンがやって来ると、人々は大抵1~2ヶ月ほどの長い休暇をとって、思い思いに過ごします。ポルトガルやスペイン、イタリアなど気候の良いヨーロッパを旅する人も多いよう。
その理由のひとつとしては、物価が安くて美味しいものがたくさんなこと。
もうひとつは、ヨーロッパの伝統的な建物の雰囲気にあります。フィンランドなどは比較的歴史が浅い国なので、街にはモダンな建物が多く、イタリアなどの歴史が刻まれた古い建物や街の佇まいに惹かれる人が多いそうです。
キャンピングカーの中にはソファもあります
そのほかのバカンススタイルとしては、キャンピングカーで湖や森といった自然を楽しめる場所や蚤の市などへお出かけも。キャンピングカーといっても、自家用車の後ろにキャンピングトレーラーを繋いで、車で引っ張っていくスタイルが多いので、気軽に遠出もできるようです。
また、森や湖に所有しているコテージや小屋のような建物で、自然と一体化して過ごす人たちの姿も。日本の別荘とは少し異なり、電気や水道もないような所も少なくありません。サウナの後は湖に飛び込んで泳いだり、魚釣りをしたり、ボートで買い物に行ったり、けっこうワイルドですね。
野外の蚤の市
野外でのアンティークマーケットも盛んで、街中の広場で催されるほか、地方でも広い野原などを利用した蚤の市があり、出品者のタープがずらりと並びます。じっくり探せば、掘り出し物が見つかるかもしれません。
みんなバカンスの過ごし方がとっても上手。庭へ出て本を広げたり、海へ散歩に出かけたり、特別なことをしなくても自然を感じながら自分なりの楽しみを見つけてリラックスしています。
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